【健康コラム】肝臓の大切な働き~足の反射区も併せて
若石リフレクソロジストの木下です。
「自分の健康は自分で守る」をテーマに、足もみ健康法をお伝えしております。
前回に引き続き、肝臓のお話です。
肝臓の反射区は奥深くにあり、毎日のかんたん足もみの中では、ついつい飛ばしてしまう方も多いと思います。
肝臓の大切さを知り、しっかり反射区を刺激しておきましょう!
■肝臓の働き:炭水化物、たんぱく質、脂質の代謝
■ビタミンの貯蔵
蓄えることができるのは脂溶性ビタミン(ビタミンA・E・D・K)です。
これらは水溶性ビタミンのように尿から排出されません。
そのため、サプリメント等で過剰に摂りすぎると、体に負担をかけることがあります。
例)ビタミンAの過剰接収がもたらす影響(農林水産省HPより)
・急性の中毒症状→腹痛、悪心、おう吐、めまいなどが出現した後に全身の皮膚が薄くはがれる
・慢性の中毒症状→全身の関節や骨の痛み、皮膚乾燥、脱毛、食欲不振、体重減少、頭痛、奇形を起こす可能性(胎児に悪い影響が出るおそれ)、骨密度の減少、骨粗しょう症など
■胆汁の生産・赤血球の材料の生産
胆汁は消化や吸収を助けます。脂っこいものを食べ過ぎていると、胆嚢に負担がかかり胆石症等を発症する場合があります。
■はたらきその6:解毒
アルコールを分解したり、「毒物」を無害化したりして、胆汁の材料にします。
肝臓はアルコールの分解をすることで有名ですが、過剰なサプリメントや薬等も体にとっては異物になり、肝臓に負担をかけることとなります。
このように胃や腸で吸収された栄養分やアルコールは、栄養素としてすぐに活用されたり私たちの体を巡ったりするわけではなく、肝臓でいったん分解・合成され、そこから血液を通して全身に送り出されるのです。とても大切な臓器ですよね。
肝臓も胆のうも、しっかり押しておきましょう!
<肝臓の反射区>
肝臓の反射区はこちら。
ぐぐっと深く押してください(右足の土踏まずの上、小指側の奥にあります)
■肝臓の反射区を押すことにより、緩和が期待できる症状:
肝炎、肝硬変、肝肥大、黄疸、アルコール性障害、
脂肪肝、腫膿瘍、栄養不良、慢性疲労、情緒不安定、不眠症
<胆のうの反射区>
胆のうの反射区はこちら。肝臓の反射区の近くにあります。
見つけるのは簡単ですが、図で見ると少し難しいかもしれません。
ぜひ、ワンデイ講座等で確かめに来てくださいね。
■ケイフィールズ直営教室&サロン「若石教室ナチュラルテ」 ★かんたん足もみ方法はこちらで解説しています。

26歳で美容と健康のサロンをオープン。「心」「食」「動」 「休」「環(環境)」のバランスが大切と考え、心理学や精神分 析、食事法、東洋医学に基づく健康法等を学ぶ。
現在は育児をしながら、健康と美容の講座を開催中。
・国際若石健康法プロマスター(リフレクソロジスト)・国際若石健康研究会日本分会認定 マスターズ・スクール講師・若石健康普及指導士 ・よもぎテラピスト ・カラーセラピスト ・心理カウンセラー ・食生活デザイナー