【奇跡のりんご】木村秋則さんのりんご園訪問リポート~りんご園その1
<第四回:木村秋則さんの「奇跡のりんご」園訪問>
快晴の青森県弘前市。弘前駅からバスに乗り、岩木山のふもとにあるりんご園へと向かいました。
【写真左が、木村秋則さんのりんご園】
一見、ほったらかしで手入れをしていないように見えますが、この環境こそが自然栽培の証とも言えます。
多様な生きものが、互いに影響を及ぼし、りんごは自分の生命力を最大限に発揮して育ちます。
その環境づくりのお手伝いをしているのが木村秋則さんです。
自然栽培では、農薬や化学肥料、堆肥、除草剤は使いません。目と手が農薬や肥料の代わりといえます。
ですから、手入れをしていないどころか、毎日しっかりとりんごやその環境を観察し、りんごの気持ちになってお世話をする必要があります。
【写真:自然栽培が理解されていない頃、りんご園の境界線に目隠しとして奥様があじさいを植えられました】
※自然栽培でリンゴを作る事はまだ難しく、慣行栽培のおかげで私たちは不自由なく食べたい量のりんごをいただくことができます。
自然栽培ファンクラブ(株式会社ケイフィールズ)では、慣行栽培が間違いで自然栽培が正しいという主張をしているわけではありません。自然栽培という画期的な栽培方法をきっかけに、自分自身のこと、家族のこと、環境のこと、食のことを深く見つめ、より豊かな暮らしを提案できればと思っております。
次回は、自然栽培に試行錯誤されていた頃の、木村さんのエピソードをお届けします!お楽しみに!