自然栽培の可能性について語る~木村秋則氏講演会リポート中編【2013.6.15】
2013年6月15日に大阪で行われた木村秋則氏講演会を3回にわたってリポートする。(前編はこちら)【写真】自然栽培への取り組みについて語る木村秋則氏。
雨模様の中、300人の人が訪れた講演会では、主宰団体や協賛団体、松原市長のスピーチ等が行われ、今回の趣旨等が語られた。
木村秋則氏が登場すると会場は拍手に包まれ、津軽弁でにこやかに話すその姿には、「親しみがもてた」、「感動が伝わった」等、参加者からの声が寄せられた。木村氏は「JAS有機栽培」と「自然栽培との違い」や、また「自然栽培の基本」、「野菜の選び方」等について、パワーポイントを使いながら、一般の消費者にもわかりやすく解説。農業の現状と未来に関する様々な問題提起も行われた。
後半は有識者を招いてのパネルディスカッションが行われ、医療、食、生産者、研究者等の立場から、様々な意見が述べられた。
■主宰団体である大阪府木村式自然栽培実行委員会に寄せられた感想の一部
「中学校で家庭科を教えています。体は食べ物でつくられるという当たり前のことなのにわかっていない、教えてもらっていない生徒を見ると、幸せになってほしいという気持ちから、勉強していこうと思っています。」
「自然栽培の意味を知らなかったので、その仕組みを教えて下さったこと、とても勉強になりました。」
「私も100坪ほどの家庭菜園してますが、自然栽培、挑戦してみようかなと思います。」
<関連リンク>
●大阪府木村式自然栽培実行委員会(講演会主催団体) ※詳細リポートはこちらで確認できます
●岡山県木村式自然栽培実行委員会(講演会協賛団体)