なんば桃園を訪れた木村秋則氏~葉っぱと根っこの不思議な関係~
2013年8月4日、木村式自然栽培を実践されている「なんば桃園」さんを見学させて頂くため、岡山県笠岡市を訪れた。
【写真:「なんば桃園」さん。詳細については関連情報を参照】
「農薬も化学肥料も使わずに、味も見た目も素晴らしい桃がなぜ作れるのか……?」見学に参加した人たちが熱心に見守る中、木村秋則氏が剪定についての解説を行った。
【写真:木村秋則氏。桃の葉を手に取り、「剪定の答えは葉っぱにある」と説明をされているところ】
「葉脈は根っこの形を表しています。『この形にそって私は育ちたいんです』という木からのメッセージなんです」と、日ごろから説き続けている木村秋則氏。
桃の木に登ってボキっと枝を折る大胆な剪定には、驚きの声も上がった。
【写真:枝の剪定をする木村氏。】
その後は桃の試食も行われ、甘くてみずみずしい旬のフルーツに、参加者された人達は舌鼓を打っていた。
【写真上:試食の準備/写真↓:糖度の実験。虫食いの無い桃が一番深く沈んでいた】
同園の桃は「岡山県木村式自然栽培実行委員会」または「大阪府木村式自然栽培実行委員会」にて、先月、先行予約制の販売が行われ、「自然の味がする」「とても甘くて美味しい」と好評を得ている。
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