まずは稲と雑草の区別から~大阪で木村式自然栽培にチャレンジ
■「できる範囲からはじめる木村式自然栽培」の第5回リポート(詳細は記事下部の関連情報を参照)
2013年7月7日の炎天下。大阪の木村式自然栽培の田んぼには、10名の都会暮らしの人々が集まった(今回は、インターネットやクチコミを通じ、6名の方が初参加となった。)
「今日はとにかく暑いので、午前中までの作業にしましょう」というリーダーの呼びかけにより、約2時間半の作業が行われた。【写真】大阪府阪南市にある木村式自然栽培の田んぼ。朝日という品種が植えられている。
主な内容は熊手による除草と、畑作りのための草刈り。
参加した女性の方は「ガマ」を刈り取り、「いつもは買っていたのに、手に入ってラッキー!家に飾ります」と喜びを見せていた。
【写真】80代の男性も鎌を持って畑の面積を広げる作業に加わった。
途中、「これ、稲ですかね」「これって雑草ですか、刈ってもいいでしょうか」という声もあがるなど、和気あいあいとした雰囲気の中、訪れた人たちは初めての農作業を楽しんでいた。
主催団体のスタッフは「プロの方から見れば、『何を当たり前のことを質問しているんだ?!』と思われるかもしれません。でも素人だからこそ、わからないことが素直に聞ける。たくさん失敗をしながら、真剣かつ等身大になれるのがこの田んぼの良さだと思っています。」と語った。
【写真】田んぼの中はまさに満員御礼。
同委員会では今後もプロジェクト参加者を募集していくとのこと(見学や体験のみでもOK)。次回の実施は7月13日で、熊手による除草や、畑の草刈り等が予定されている。
<問い合わせ・詳細はこちら>
●大阪府木村式自然栽培実行委員会「できる範囲からはじめる木村式自然栽培」プロジェクト
●過去のリポートはこちら ・第1回:代掻き/第2回:田植え/第3回:除草と畑作り記事/第4回:除草と草刈り
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